マイカーローン返済シミュレーション
車両価格・頭金・下取価格・残債・諸費用・年利・返済月数から、マイカーローンの月々の返済額を計算します。
| 月 | 返済額 | 元金 | 利息 | 残高 |
|---|
計算式:
- 逆の下取:
max(0, 残債 − 下取価格)(残債未入力 or 下取価格以下のときは 0)。 - 借入額:
車両価格 + 諸費用 − 頭金 − 下取価格 + 逆の下取。 - 月々の返済額:
PMT = 借入額 × r / (1 − (1 + r)−n)(r = 年利 / 12、n = 月数、r = 0のとき借入額 / n)。 - 総利息:
PMT × n − 借入額。総返済額:PMT × n。
マイカーローンのしくみ
借入額はこうして決まる
金融機関が融資するのは車両本体価格ではなく、差し引きの末に実際に必要となる金額です。車両価格に諸費用(登録・車庫証明など)を上乗せし、そこから頭金と下取価格を差し引き、残債ロールオーバーがあれば加算 — これが借入額です。例: 車両 300万円・頭金 30万円・下取 50万円・残債 50万円(差引 0)・諸費用 5万円 → 借入額 = 300万円 + 5万円 − 30万円 − 50万円 = 225万円(自動車税環境性能割は2026年3月31日廃止)。
自動車税環境性能割の廃止について
自動車税環境性能割(旧制度: 課税標準=取得価額、下取控除なし、免税点50万円、税率0〜3%)は、2026年3月31日をもって廃止されました。そのため本シミュレーターには税額入力欄がなく、借入額に加算されません。車両購入時の法定費用や手数料は「諸費用」欄に入力してください。
逆の下取(残債 > 下取価格)とは
今の車の査定額より残っているローン元本のほうが大きい場合、その差額は新車の借入額に組み込まれます。「下取価格」= 査定額、「下取残債」= 現時点で残る元本、と入力してください。max(0, 残債 − 下取価格) が逆の下取として借入額に上乗せされ、月々の支払額が増えます。残ったローンを先に繰上完済してから買い替えるほうが、利息の二重払いを防げるケースが多いので比較してみてください。
返済スケジュールの見方
「返済スケジュールを表示」を開くと、月ごとの内訳が出ます。各月の利息 = 月初残高 × (年利 / 12)、元金 = 月々の返済額 − 利息、残高 = 前月末残高 − 元金。上のグラフは残高と累積利息の推移で、二本の線の差が支払う利息の総量です。月数の前半は利息の比率が高く、後半は元金の比率がほぼ 100% に近づきます。
月数を変えるとどうなるか
同じ借入額・年利でも、返済月数を 60 から 84 に延ばすと月々の返済額は下がる代わりに総利息が増えます。短期(36・48ヶ月)は返済ペースが速く利息が安く、長期(72・84ヶ月)は月々の負担が軽い代わりに利息が増える — その差を金額で確かめてから選んでください。手数料・保証料・繰上返済条項はローン商品ごとに異なるため、正式契約前に金融機関の資料で再確認を。
マイカーローンをエクセルと TI-84 で計算する
借入額を組み立て、標準的な PMT 関数を通します:
- エクセル 借入額: 車両価格 300万円・頭金 30万円・下取 50万円・残債 50万円・諸費用 5万円 →
=3000000 + 50000 - 300000 - 500000 + MAX(0,500000-500000)= 2,250,000円。 - エクセル 月々の返済額:
=PMT(3%/12, 60, -2250000)= ¥40,430(年利 3%・60ヶ月の例)。 - エクセル 総利息:
=40430*60 - 2250000= ¥175,773。総返済額:=40430*60= ¥2,425,773。 - TI-84 TVM Solver:
APPS→1:Finance…→1:TVM Solver…でI% = 3、PV = 2250000、FV = 0、N = 60、P/Y = 12、C/Y = 12にしてPMTをALPHA ENTER(SOLVE)で解くと −40,430。 - 逆の下取 シナリオ: 残債を 70万円 に変えると借入額は 2,450,000円 に上昇。同じ TVM Solver(
PV = 2450000)で −44,023 を返します。
計算例
例 1: 300万円・頭金 30万円・下取 50万円・残債 50万円・諸費用 5万円・年利 3%・60ヶ月
price = 3000000、downPayment = 300000、tradeIn = 500000、tradeInPayoff = 500000、fees = 50000、apr = 3、months = 60。逆の下取 0円。借入額: 2,250,000円、月々の返済額: ¥40,430、総利息: ¥175,773、総返済額: ¥2,425,773。
例 2: 同じ諸条件で、残債を 70万円にして「逆の下取」を作る
他の入力はそのままで tradeInPayoff = 700000 にする(下取価格は 50万円で据え置き)。20万円の差額が借入額に組み込まれます。借入額: 2,450,000円、月々の返済額: ¥44,023、総利息: ¥191,398、総返済額: ¥2,641,398。逆の下取 20万円単体の利息負担は、60ヶ月・年利 3% で約 15,624円相当です(月々の返済額の差 3,593.74円 × 60回 − 元本 20万円)。
例 3: ディーラー系 0% キャンペーン・36ヶ月
price = 2500000、downPayment = 250000、tradeIn = 0、tradeInPayoff = 0、fees = 30000、apr = 0、months = 36。借入額 = 250万円 + 3万円 − 25万円 = 2,280,000円。r = 0 のため月々の返済額は等分: ¥63,333。総利息: ¥0、総返済額: ¥2,280,000。0% キャンペーンは本体価格・諸費用込みで実質的な支払額を判断するのが鉄則です。
関連ツール
マイカーローン返済シミュレーションは「自動車ローンの月々の支払額はいくらか?」に答えます。関連する質問:
- 「繰上返済の効果を見たい」 — 繰上返済シミュレーションで月々の返済額を上乗せした場合の期間短縮と利息節約を試算できます。
- 「そもそも月々の支払額はいくらまでが妥当?」 — 住宅ローン借入可能額シミュレーションは月々の返済可能額から最大借入額を逆算します(住宅用に作られていますが、同じ年金現価計算が車ローンにも応用できます)。
- 「元金均等でいくらかかる?」 — 元金均等返済シミュレーションは毎月の元金が同じで返済額が毎月減る方式で、トータル利息の比較にどうぞ。
- 「純粋な借入の返済額だけ見たい」 — 元利均等返済シミュレーションは頭金・諸費用なしのプレーンな借入計算です。
よくある質問
マイカーローンの月々の返済額はどのように計算しますか?
まず借入額 = 車両価格 + 諸費用 − 頭金 − 下取価格 + 残債ロールオーバーを計算し、次に PMT = 借入額 × r / (1 − (1 + r)−n) で月々の返済額を求めます(r = 年利 / 12、n = 月数)。r = 0 のときは借入額 / n に切り替わります。
自動車税環境性能割はどうなりましたか?
自動車税環境性能割は2026年3月31日をもって廃止されました。旧制度では新車・中古車の取得価額(免税点50万円、下取控除なし)に対し燃費性能に応じて0〜3%が課税されていましたが、制度廃止に伴い本シミュレーターでも税額の加算を行っていません。購入時の登録諸費用等は「諸費用」欄に入力してください。
下取価格より残債が多い場合(いわゆる「逆の下取」)はどうなりますか?
差額 = max(0, 残債 − 下取価格) が借入額にロールオーバーされ、月々の返済額が増えます。今の車のローンを先に繰上完済してから買い替えるほうが、二重払いの利息を避けられるケースがあります。
返済月数はどうやって選べばよいですか?
月数で契約します(36・48・60・72・84 が一般的)。長いほど月々の負担は軽いですが総利息が増え、短いほど元金の減る速度が速く利息が安くなります。月々の支払額と総利息の差を金額で確かめてから選んでください。
総返済額には何が含まれますか?
月々の返済額 × 返済月数。元本と利息の両方を含みます。同じ月数なら借入額に比例して増えます。利息分 = 総返済額 − 借入額 で借入額に対する総コストが分かります。
月々の内訳(元金と利息)を確認できますか?
「返済スケジュールを表示」を開くと月ごとの内訳と残高が出ます。各月の利息 = 月初残高 × (年利 / 12)、元金 = 月々の返済額 − 利息、残高 = 前月末残高 − 元金です。